ブリタニア植物図鑑
シーダーの木
Cedar Tree
温帯に生息する植物−木−&寒帯に生息数する植物

●学名 Chamaecyparis nootkatensis & Thuja plicata
●分類 ヒノキ科ヒノキ属 &ヒノキ科ネズコ属
●花言葉
●観察場所 温帯全域、寒冷地全域など

株型一覧

◆A型
旧クライアント
新クライアント
緑葉型
落葉型
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◆B型
旧クライアント
新クライアント
緑葉型
落葉型
背景変更:
解説

私的予想では、A型はイエローシーダー(和名:アメリカヒバ)、B型はウェスタンレッドシーダー(和名:アメリカネズコ)だと思われます。理由はどちらも同じ地域に生息し、寒冷地を代表する樹木だからです。寒冷地とは言っても、比較的温暖な風が吹き込む地帯に多いようで、ブリタニアでは温帯から寒帯まで非常に広い範囲に生息しています。

イエローシーダーは、樹高30m、直径90cmほどの杉ににた樹木です。その名の通り、黄色い色の木質をしています。耐水性に優れ、カヌーの材料などとして使われているようです。もしかしたらブリタニアの船の素材はこのイエローシーダーかもしれませんね。

ウェスタンレッドシーダーは、大きいものでは樹高50m、直径は1〜1.25mに及ぶ大木です。樹齢は100年以上になるそうです。木質の色は赤黒色〜黄褐色まで様々な色があります。木材として素晴らしく、防腐・防虫効果の高いフェノールを多く含んでいるため、スパイス系の独特の匂いを持っています。これはシーダー全般の特長とも言えますね。木材としてだけでなく、強靭な繊維は漁網等などに使用されるなど、捨てるところのないその有用性から、「生命の木」とも呼ばれていました。ナツメヤシもそうでしたが、有用な木ってのはどうも「生命の木」と呼ばれる傾向にありますね。

路上観察


ミノック西の林にて
◆森の中ではどこでも見かけることのできるシーダーの木ですが、2種類あるということはあまり知られていないかもしれません。こだわりが感じられます。

◆シーダーの木は寒帯を象徴する植物です。寒帯では温帯では見る事ができないほどの密集具合で生息しています。こんな林の中に迷い込んだら抜け出せそうにありませんね。
ロストランド北極にて

実物写真

シーダーらしき木の写真です。もしかしたら違う木かも・・・。

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