ブリタニア植物図鑑
ジギタリスの花
Foxglove Flowers
温帯に生息する植物−草花−

●学名 Digitalis Purpurea
●分類 ゴマノハグサ科ジギタリス属
●花言葉 熱愛、隠されぬ恋
●観察場所 温帯全域、熱帯全域

株型一覧

左向き
右向き
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解説

ブリタニアの花の中で、最も見栄えのする花のひとつと言えるでしょう。ピラミッド型に連なって咲く花が綺麗ですね。
英語名をそのまま訳すと和名「狐の手袋」になりますが、これは指型の花の形をたとえた名前です。まあ、UOのグラフィックでは小さすぎて確認できませんが(^^;日陰を好んで咲くため、不気味がって「魔女の指貫」などと呼ぶ地方もあります。

心不全治療薬に強心配糖体というものがありますが、それらはこのジギタリスの葉から得られます。そのため強心配糖体はそのものずばりジギタリスとも呼ばれています。これがあれば高齢のブリティッシュ王も安心かもしれません。

'99クリスマスチケットにて、鉢植えとしても配られました。通称「紫の花」で通ってますね。高いですが、素晴らしい内装小道具になります。

'99クリスマス
a flowerpod

路上観察


ラージマーブルベランダにて
ラージマーブルパティオハウスの2階ベランダにはジギタリスが植えられています。ラージマーブルは元から花満載なので美しいですよね。

実物写真

ジギタリスは初夏に咲きます。色はブリタニアにある紫の他に、白もあります。実は結構大きい植物で、花の高さは1mくらいあったりします。

花を拡大してみるとこんな感じ。手袋に見えますか?
花の中には毒々しい斑点模様がありますね。ジギタリスは強心薬になるのですが、健常人にとってはむしろ毒なのです。つまり、この模様は「私には毒があるから食べるなよ」という警告色だと言われています。

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