ブリタニア植物図鑑
ホップ
Hops
温帯に生息する植物−草花−

●学名 Humulus lupulus
●分類 クワ科カラハナソウ属
●花言葉 希望、信じる心
●観察場所 古い建物の壁など

株型一覧

◆A型
◆B型
左向き
右向き
左向き
右向き
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解説

ビールで有名なホップです。 和名では西洋唐花草(セイヨウカラハナソウ)とも呼ばれます。つる性の多年生植物で、その茎は7〜8mにも達します。冷涼な気候を好み、6〜7月ごろ毬花と呼ばれる松ぼっくりのような形の実をつけます。
ホップの実
Hops Cones
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これがホップの毬花です。ビールに入れられる毬花は雄株の未受精のものに限られます。毬花は成長すると「ビールの黄金」と呼ばれるルプリンという粉を作ります。この粉こそがビールの苦味の元であり、香り付け、腐敗防止などを備えたものなのです。 ビールの原料は大麦と水ですが、ホップを入れないと臭いも悪く、すぐに腐ってしまいます。ホップを入れる技術はビールという飲み物を確立する大革命だったのです。
路上観察


デルシアの宿「The Barely Inn」にて
◆ホップはブリタニアでは特別に栽培されているということはなく、廃墟などの古い建物の壁に貼り付くようにして自生しています。古い雰囲気をとてもよく演出してくれていますね。

◆ブリタニアにあるビールはale(エール)というものです。ビールには使用する酵母の種類によってエールビールとラガービールの2種類があるのですが、ブリタニアにはエールしかありませんね。古い言い方ではビールという意味でエールという名前を使うこともあるようなので、そのためかもしれませんが。
ニュジェルム酒場にて

実物写真
まだありません
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