カエデの木

ブリタニア植物図鑑

モミジの木

Maple Tree

温帯に生息する植物－木－

●学名	Acer palmatum
●分類	カエデ科カエデ属
●花言葉	大切な思い出、秘蔵の宝、自制、遠慮
●観察場所	勇島など

解説

「メープル」と言えばメープルシロップにもなる「カエデ」を連想しがちですが、実は「モミジ」も英語で言うとメープルなのです。どちらもカエデ科カエデ属の落葉高木ですから分類としては一緒なんですね。葉の切れ込みが浅いものを「カエデ」、深いものを「モミジ」といいます。
漢字で書けば「紅葉」となるくらい、モミジは紅葉が美しい木です。カエデの中で特に紅葉が美しい種類をモミジと言うとされる説もあるようです。赤や黄色に色づく掌状の葉は秋の風物詩として欠かせません。この色加減から言うとブリタニアのメープルは紅葉したモミジのことを指しているのでしょう。

モミジにはたくさんの種類がありますが、その代表とされるのが「イロハモミジ」です。掌状に７つに分かれる葉の裂片を「いろはにほへと」と数えたことからこの名前になっています。イロハモミジには変種があり、葉の大きな「オオモミジ」と「ヤマモミジ」の２種が挙げられます。モモジは必ずしも赤く紅葉するわけではなく、黄色くなることもあるのですが、オオモミジは赤より黄色になることのほうが多いようです。

路上観察

勇島にて	◆モミジの木はブリタニアでは極めてレアな木です。その姿を見るためには勇島のファンダンサー道場やその付近にある池泉回遊式庭園にいかなければなりません。

◆禅都の北西端にある弓練習場には一本モミジの木が生えています。これが街中で見られる唯一のモミジの木かもしれません。

禅都にて

実物写真

モミジは秋の風物詩です。赤く色付いたモミジは本当に綺麗なものです。

大きな木になっても見事ですね。黄色から赤にかけて様々な色合いを見せてくれます。

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