ブリタニア植物図鑑
パイプオルガンサボテン
Pipe Cactus
砂漠に生息する植物

●学名 Stenocereus thurberi
●分類 サボテン科ハシラサボテン亜科ステノケレウス属
●花言葉 澄みきった水、真実
●観察場所 熱帯全域

株型一覧

単株型
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解説

群生して伸びる幹がパイプオルガンのパイプのようであるため、パイプオルガンサボテンの名で親しまれています。和名は「大王閣」または「茶柱」。茶柱はちょっと情けないですけど、大王閣はその風格を見事に表した名ですね。このサボテンはあまり分岐することのないサボテンですが、毎年節を作りながら伸びるので樹齢が分かるという特徴を持っています。生長すると平均3mほどになります。

サボテン豆知識(必要ない方は読み飛ばしましょう(^^;)
パイプオルガンサボテンのもう一つの特徴として「アレオーレが茶色」という特徴があります。多くの人はアレオーレって何?と思うでしょうね。
突然ですが、サボテンとその他の多肉植物の違いをご存知ですか?多肉植物の中には刺を持ち姿形がサボテンとそっくりな植物が数多くいます。でも、それらの植物とサボテンでは決定的に違うポイントが一つあるんですよ。それがアレオーレ(刺座)と呼ばれるものです。サボテンの刺の付け根には必ずアレオーレという綿のようなフワフワした台座があるのです。これは刺を持った他のどの植物にも存在せず、サボテンだけが持つ特殊器官なのです。
サボテン
サボテンではない
刺の根元に綿のようなアレオーレが。 刺の根元には何もなく、いきなり刺が生えてます。
アレオーレは普通白いのですが、パイプオルガンサボテンだけはなぜか茶色です。さすが茶柱w。まあ、どちらにしてもUOのグラフィックではそこまで見えませんね(^^;

路上観察


ヘッジメイズにて。パイプオルガンサボテンの群生
◆ヘッジメイズの砂漠地帯にいくと珍しいパイプオルガンサボテンの群生が見られます。これはもうサボテン林ですね。3株並ぶとすごい迫力があります。
◆パイプオルガンサボテンにも花が咲くって知ってました?分かりにくいですが、よ〜く見ると黄色っぽい花が咲いてます。パイプオルガンサボテンの花は夜に咲くのが特徴で、よく知られているサボテン「月下美人」と同じ性質です。ただし、ブリタニアでは昼夜を問わず咲いています。
ニュジェルムにて

実物写真
まだありません
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