ブリタニア植物図鑑
ポピー
Poppies
温帯に生息する植物−草花−

●学名 Papaver sp.
●分類 ケシ科ケシ属
●花言葉 安眠、恋の予感、七色の愛、なぐさめ、乙女らしさ
●観察場所 温帯全域、ヘッジメイズ、ムーングロウなど

株型一覧

ポピー密集型
ポピー分散型
赤いポピー
白いポピー
背景変更:
解説
大輪の美しい花を咲かせるので、密集して咲けば見事な花畑になります。ポピーは温帯ならだいたいどんな場所でも見られますが、赤と白のポピーは限られた場所でしか見られません。
雛芥子(ヒナゲシ)とも呼ばれるケシの仲間で、ケシよりは小型です。ケシと言えば麻薬植物ですが、ヒナゲシには麻薬成分のアルカロイドは含まれていないようです。
※実際にはポピーはケシ科の中の様々な属に属する植物の総称らしく、ブリタニアのポピーがどれなのかは判断できません。ここでは最も一般的なヒナゲシということにしておきます。

ここで、ブリタニア唯一の植物文献である『カジュアルガイド ブリタニアの植生』からポピーに関する記述を引用しておきます。
 しかしながら、ブリタニアの多様な植物相の中でいちばん不思議なのは、我々の言語とはあきらかに異質な名前を持つ植物たちである。なかでも私は以下の名前を挙げたい。

ウェルシュ・ポピー、これは色と生息地が普通のポピーと異なるのだが、奇妙な言葉「踏み倒す」(Welsh)で始まっている。私が知るかぎりではこれは借金を払わないことである(訳注:Welshはイギリスのウェールズ)。
行方不明のハーバート著 『カジュアルガイド ブリタニアの植生』より
訳:
ブリタニア世界にはない地名を付けられているウェルシュ・ポピー、ところが恐らく誰もUOでその名を目にしたことはないと思います。ウェルシュ・ポピーは現実世界には存在するウェールズ地方原産の花で、性質が強くヨーロッパでは雑草化しています。その花は黄色またはオレンジ色をしています。このことから考えると、もしかしたらウェルシュ・ポピーとは、
花(オレンジ)
花(オレンジ)
花(オレンジ)
背景変更:
のことかもしれませんね。まさに雑草的なオレンジの花です。
もちろん、黄色やオレンジの色をしたポピーがブリタニアのどこかに人知れず生息しているのかもしれませんが・・・。もし見つけた方はぜひご一報下さい。
’02.5.EWE4、第4週からガーデニングが導入されました。ポピーは赤いポピーが第4世代として登場しています。ガーデニングでは花に様々な色がつくため、青い「赤いポピー」など、変な呼び名になってしまいます(^^;
花型   100% 50%(70%) 20%   資源:   第4世代

'02ガーデニングより
blue red poppies

路上観察


ムーングロウにて
◆花の都、ムーングロウの街では貴重な赤・白のポピーを見かけることができます。ムーングロウでは、家の壁の外周や、芝生の外周に花が植わっていることが多く、他にもジギタリスや白い花、マツユキソウなどたくさんの花を見ることができます。

◆二階建て別荘の花壇には赤いポピーが植えられています。他にもラージパティオの花壇にも赤いポピーが植えられていますね。
二階建て別荘にて


ヘッジメイズにて
赤いポピーの花車
 
◆ヘッジメイズには花束を積んだ押し車が各所に見られます。花束の種類は数種ありますが、その中に赤いポピーを乗せた押し車もあります。

実物写真

ポピーです。丸い花が印象的ですね。花が終わると花びらが一枚一枚落ちていって茎だけになってしまいます。

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