ブリタニア植物図鑑
ガマ
Cattails
沼地に生息する植物

●学名 Typha latifolia
●分類 ガマ科ガマ属
●花言葉 従順
●観察場所 沼地、ジャングル水辺など

株型一覧

左向き
右向き
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解説

因幡の白兎で有名な蒲(ガマ)です。沼地や水辺を好んで地中に地下茎を発達させ大群生します。高さ2mほどの葉はしなやかで丈夫な線維でできており、編み込むことで椅子張りや籠、むしろ、簾などを作ることができます。そのため、別名御簾草(ミスクサ)とも呼ばれます。

ガマを特長付ける最たるものはやはりフランクフルトのような形をした穂でしょう。雄花が集まったこの穂は秋になるとできあがり大量の花粉を飛ばした後、綿状になって風に乗って飛ばされていきます。その花粉は蒲黄(ほおう)という傷薬になります。因幡の白兎では、ワニザメに毛をむしり取られたウサギが蒲黄を使って傷を治しましたね。

また、この穂の様子がネコの尻尾のようにみえることから、英名はCattail(ネコの尻尾)と呼ばれます。Bulrushという名はブリタニアではパピルスの英名として通っていますが、実はガマ科の植物も含まれるのでBulrush-Cattailと呼ばれることもあります。

路上観察


パプアにて
◆沼地に群生しているガマ。特徴的な穂も実はUO上ではあまり目立たないんですよね(^^;

◆ジャングルの中に所々水溜りがあるのですが、その水辺にもよくガマが生息しています。ガマと一緒によく沼地性の芝が生えているのですが、実は芝の中にもガマそっくりなものがあったりします。それはまた「芝(沼地型)」のページにてご覧下さい。
トリンシック南ジャングルにて

実物写真
まだありません。
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