ブリタニア植物図鑑
オウギバヤシ
Fan Plant
熱帯に生息する植物

●学名 Nypa fruticans
●分類 ヤシ科ニッパヤシ属
●花言葉
●観察場所 熱帯全域

株型一覧

単株型
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解説

正式には何と言うヤシなのかはよく分かりません。見たところ羽状葉であり、幹がなさそうなのでニッパヤシに近いかと思われます。ただ、ニッパヤシは泥湿地帯に生える植物ですので、ジャングルに生えるのかは微妙なところです。様々なヤシの若い頃で、まだ幹の高さが低い時の姿と見ることもできそうですね。まあ、いちおうニッパヤシであるという方向で話を進めます(^^;

ニッパヤシは、ヤシの中では珍しい無茎のヤシです。地下に根とも茎ともとれるような根茎を這わせて、その先端から地上へ向けて葉を出します。そのため、地上からは地面からいきなり葉が生えたような形に見えます(湿地に生息することが多いので、地面から生えるというよりは、水面から生えている感じですが)。葉の長さは5m以上で10mを越える事もあります。

ニッパヤシは有用な植物であり、葉は屋根材や壁材として使われます。また、樹液を煮詰めると砂糖になり、発酵させるとヤシ酒になります。

路上観察


左:マジンシアジャングルにて
右:パプア沼地にて
◆オウギバヤシはやはり湿地を好むようで、ジャングルの水辺や沼地で見ることができます。ニッパヤシの可能性大ですね。まあ普通にジャングルの中に生えてるので、別に湿地のみにしか生息してないわけではありませんが。


マジンシアにて
◆マジンシアの魔法屋の隣にある広場には、オウギバヤシが栽培されています。熱帯の島ならではの中庭の風景と言えますね。


左:デルシア銀行横の魔法屋Hut o' Magics
右:パプア銀行Ye Olde Loan & Savings
◆オウギバヤシの葉は屋根をふくのにも使われます。このようにロストランドの町ではヤシの葉を使用した屋根でできた建物をいくつも見ることができます。

実物写真
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