植物の栽培方法にはいくつかの方法があり、それぞれに種子を植える土壌が異なってきます。土壌の違いから栽培方法は3つに分類でき、植木鉢栽培、タウンガーデニング、屋内花壇があります。



最も基本となる栽培方法で、土を満たした植木鉢に種子を植えて育てる方法です。空の植木鉢は、主に道具屋にいるNPC-道具屋(Provisioner)が販売しています。

空の植木鉢をダブルクリックするとターゲットカーソルが現れるので、土を採取したい地面をターゲットします。土を採取すると植木鉢に土が入ります。土を採取できる地面は、主に茶色い土や畑の土です。茶色い土は街道沿いなどにある小さな領域でも採取可能です。なお、採取場所による土の性能の違いはありません。

植木鉢に土を満たした後に、水やりをして土の固さを調整します（基本的に初期状態では2回水やりを行います）。その後、植物の種子をダブルクリックし、植木鉢をターゲットすることで種子を植えることができます。

植木鉢栽培はさらにキャラクターのバックパックや銀行内で育てる「バックパック栽培」と、家にロックダウンして育てる「ロックダウン栽培」に分けられます。植木鉢栽培は最も基本の栽培方法であるため交配や収穫に制限がなく、他の栽培方法と違って植物を生きたまま移動させることもできます。


2011年から導入されたシステムで、ニューマジンシアの街にある花壇や地面に種子を植えて育てる方法です。 ニューマジンシアであればトラメルでもフェルッカでも構いません。種子を植えるにはまず苗床を作る必要がありますので、ニューマジンシアの花壇付近ににいるNPC-園芸家(Gardener)からクワを購入します。

クワ(Hoe)をダブルクリックするとターゲットカーソルが出るので、これでニューマジンシアの土をターゲットすると耕して苗床を作ることができます。耕せない土の場合はその旨が表示されます。耕せる場所は基本的に街道以外ならどこでも可能ですが、近くに固定の建造物があるような場所は耕せないことがあります。一度苗床を作るとそのキャラクターでは4日間は新しい苗床を作れなくなります。同じアカウントの他のキャラクターであればその制限はかかりません。制限期間中のキャラクターでも苗床を消去すれば制限が消えるため、すぐに新しい苗床を作ることができます。

苗床はクリックすると「花壇」と表示され、植木鉢と同じように機能します。まず苗床をダブルクリックしてメイン画面を表示し、水やりをして土を柔らかくしましょう。そして種子をダブルクリックし、苗床をターゲットすると植えることができます。

世話の仕方はロックダウンした植木鉢栽培と全く同じです。タウンガーデニングで育てた植物は、交配ができず種子や資源の収穫も一切できません。また、生きたままの植物の移動もできず、移動させるためには観葉植物化するしかありません。タウンガーデニングの利点はニューマジンシアの景観を良くすることができる点です。ただし、世話をしなければ枯れるため長期に渡って景観を保つとすればかなりの労力が必要です。もう一つのタウンガーデニングの特徴としては、植物の表記に「(キャラ名)がニューマジンシアに植えました 植えた日：(日付)」という表記が加わることが挙げられます。観葉植物化してもその表記が残るため、何かの記念として育てるのもいいかもしれません。


2011年から開始されたテーマパック「カントリーライフ」を導入すると入手できる「屋内花壇(Raised Garden Bed)」に種子を植えて育てる方法です。屋内花壇はヘルプ画面からテーマパック「カントリーライフ」のプロモーションコードを入力することで、証書の形で入手できます。証書をダブルクリックして花壇の形状を選択し、家の中で設置する場所にターゲットします。撤去する場合は斧で破壊すれば証書となってバックパックに戻りますが、植物が植えられた状態では破壊できません。また、屋内花壇を設置した状態では家をカスタマイズすることができなくなります。

花壇の形状は4種類あり、長方形はそれぞれ2×3＝6マス、正方形-大は3×3＝9マス、正方形-小は2×2＝4マスあります。そのため、最も多くの苗を植えることができるのは正方形-大になります。
屋内花壇に種子を植えるには、種子をダブルクリックし、屋内花壇の空いているマスをターゲットします。あらかじめ土を柔らかくしておく必要もないのでとても簡単です。

屋内花壇最大の特徴は植えた後一切の世話をしなくても植物が成長することです。交配や収穫は可能ですが、世話をしなくて良いからと言って放置しすぎて交配などのタイミングを逃してしまわないように気をつけましょう。屋内花壇に植えた植物は生きたまま移動させることはできないため、屋内花壇から移動させるためには廃棄するか観葉植物化する必要があります。

Fertile Dirt（肥えた土）は植物を育てるのに使用できる特別な土で、Earth ElementalやAnt Lionから入手できます。また、テルマーのロイヤルシティーにいるNPC-神秘家(Mystic)から購入することもできます。

Fertile Dirtは20個で一つの植木鉢を満たすことができます。空の植木鉢をダブルクリックした時のターゲットカーソルでFertile Dirt 20個をターゲットすると、植木鉢に入れることができます。

また、屋内花壇ではFertile Dirt 20個をバックパックに持った状態で、屋内花壇に種子を植えるとFertile Dirtを使用するかどうかの確認画面が出現し、これでOKを押すとFertile Dirtを使用した苗床になります。

Fertile Dirtを入れた植木鉢や苗床で育てることで、植物にミラクルグロウを引き起こすことができます。ミラクルグロウが起こると一度の成長で成長段階が2つ上昇します。成長する際にミラクルグロウが起こる確率は成長毎に30%程度で、ひとつの株で最大3回まで起きることがあります。

種子を間違えて植えたり、都合により育成ができなくなったりした場合、植木鉢や苗床を廃棄することができます。メイン画面の右下の廃棄ボタン（植木鉢栽培なら植木鉢マーク、その他の栽培なら苗床マーク）を押すと、廃棄するかどうかの確認が出ます。廃棄の際、植物の成長段階が3段階以下であれば種子が戻ってきます。4段階以上になっていると種子は戻ってこず、完全に消失します。